誰が勇者を殺したか?の感想

正しくは

ぺよん潤のマーダーミステリー Who killed the brave? 〜 誰が勇者を殺したか?

です。

 

2019.9.21参加

 

なんとこの公演、定期公演は年内(2019年)で終わってしまうそうなのです。気になる人はお早めに!!この記事を読んでいる場合じゃないぞ!!早くチケットを予約して、それから記事を読むんだ!!!

 

⬇︎チケット情報&詳しくはこちら

【12月公演】ぺよん潤のマーダーミステリー Who killed the brave? 〜 誰が勇者を殺したか?〜 in東京 - パスマーケット

 

 

あらすじ

ストーリー

魔王に支配されたこの世界。 
しかし一人の勇者が立ち上がり、仲間とともに世界の平和を目指して戦いを始めた。 
ここは魔王の城に近い〝最後の村〟と呼ばれる村に一軒だけ残された古びた宿屋の一室。 
明日はいよいよ魔王との対決。 
それに備え、ひとときの休息を取ろうとしていたその時、あかりが吹き消され暗闇の中、勇者の叫び声が響き渡る。 
慌てて明かりを灯すと、そこには無残に横たわる勇者の姿が!! 
果たして誰が勇者を殺したのか?! 
あなたは真相をつかむことはできるのか!!!

引用:【12月公演】ぺよん潤のマーダーミステリー Who killed the brave? 〜 誰が勇者を殺したか?〜 in東京 - パスマーケット

 

 

感想

人生で2度目、双子島の次の日にプレイしたので、どうしても比べてしまうのですが……。

双子島がストーリー重視なら、こちらは圧倒的にゲーム性重視!!そしてどちらも楽しかった!!趣の異なる2作品を連続で遊べたのは、幸運だったなあと思います。これがマーダーミステリーの多様性……!!

 

シナリオについて
  • 犯人以外嘘なし(ごまかし、秘匿OK)
  • セリフ無し
  • 剣と魔法の世界
  • チップを支払って探索
  • 全体の議論(前半+後半)で密談は自由

 

題材がファンタジー系のRPGなので、とっつきやすい人が多いのではないでしょうか。私はそうでした。だって剣と魔法の世界だよ?魔王と勇者だよ?どう料理したって美味しくなるに決まってる!!!実際、とっても面白かったです。

セリフが無いので、「マーダーミステリーやりたいけど、演技とか無理だわ〜〜」という方にはとにかくおススメです。かといってRPの余地がまったく無いかといえばそうではなく、私はキャラクターになり切ってどんどん発言していました。

このシナリオは、ぺよん潤さんが初めて作った(?)マーダーミステリーだそうなのですが、世間に様々な作品が溢れてきた今も考えてもなお「マーダーミステリーでそんなことすんの!?」と驚くようなシステムで、これを初めてで、まだ作品数が少ない時に作り上げたのがすごい。めっちゃ面白い。人が死んでるのに雰囲気が明るいし、個人ミッションにかまけて犯人探しが疎かになる"わちゃわちゃ感"が楽しい。システムと個人ミッションのおかげで自然と密談・協力できる作りになっているのも◎。終わる前に1人でも多くの人に参加して欲しいです。みんなも魔法使いたいよね?魔法って最高!!!

 

お店について

シンジュクジンチさんシンジュクジンチ | マーダーミステリーゲーム、謎解き人生ゲームの【ロストプロダクトエンターテイメント】で開催されています。新宿三丁目駅からすぐ!!詳しいアクセスはぺよん潤さんのツイッターを見てね

シンジュクジンチへの道のりは⬆︎のツイートのツリーに続くよ!!

 

料金は通常チケット代+ドリンク代なのだけど、なんとペットボトル飲料の飲み放題なのです。ペットボトル飲料なのです!!!そしてなんとなんと飲み放題メニューの中には栄養ドリンクもあるのです!!!こんな店舗あるか!?ある!新宿三丁目にある!!

これは店舗公演の強みだなって思ったんでが、プロジェクターを使ってスライドでルール説明をするのがとてもわかりやすいし見やすくて嬉しかったです。マーダーミステリーはその性質上どうしてもルール説明が長くなってしまう(でも、とても大切)のですが、その長さを全然感じなかった(個人の感想です)。スライドで説明するのはホール型の謎解き公演ではお馴染みなので、「はじまる〜〜!!」っていうワクワクした気持ちになれて嬉しいんでしょうね。あくまで私の話ですがね!謎解き公演を手がけている団体さんだからこその発想だったのかな、と思います(どこから目線)。

 

プレイングの話

悔いが…………残る………………!!!!いや正直ね、個人ミッションの不達成とか、そもそも個人ミッションの達成条件に気付けなかったとか、もっと色々できたはずだとかね、あるんですよたくさん。たぶん皆さんマーダーミステリーを遊ぶ前にどういうシナリオかなあ〜〜って考えると思うのですが、想像している以上に色んなことができるので、もっとシナリオの旨味を余すところなく味わいたかったなあ……と。

でもね、なんとこのシナリオ、既プレイの人向けのリピーター公演があるんですね。リピーター向けの公演をするという発想は本当に天才だなと思ったのですが、やっぱり謎解き公演を手がけているからこそなんでしょうね(リピーター向けは、謎解き公演ではけっこうお馴染み)。謎解き公演もそうですけど、マーダーミステリーって基本的に1回しか遊べないのに、「できることならもう一度この世界で遊びたい!!」「悔しかったからリベンジしたい!!」みたいな気持ちになるんですよね。それを!!叶えてくれる!!やったね!!!!

 

まとめ

剣と魔法の世界で繰り広げられる、カジュアルでライトな殺人事件。設定のキャッチーさ、とっつきやすさから、初心者の方もオススメです。人数を揃えての貸切・出張での開催は行うようですが、店舗での一般向け定期公演は12月が最後なので、気になっている人はぜひお早めにチケットを予約してくださいね。